G DARIUS Version1 νルート難易度評価
特筆事項
経由ルート αγειν(AEJRY)
今作は機種によってゲームスピードが全く異なり、難易度も変動するが本稿はAC版の評価
- 1:自機性能
- 2:被弾許容数
- 3:道中難易度
- 4:ボス難易度



1面開幕「キャプチャーせよ!」とデカデカと出るが、これが今作の肝。中ボスや無敵のザコすら味方にできる。
前作外伝の鬼のような強さと比べると素の性能はかなり落ちている。
ショット威力や範囲は弱体化し、ボムも従来のマルチボムで成長が止まるため、前作みたいに「適当に弾撒いてたら敵が堕ちていく」シーンは明らかに減った。これだけ聞くと弱そうだが、前作ではおまけ程度だったキャプチャーシステムが大幅に拡張された。これにより様々な敵を味方にする事ができ、時には第二の攻撃手段に、時には盾として使える。あらゆる敵をキャプチャー可能なため性能差は酷いが、どんな弱い敵でも多少は敵の攻撃をブロックできるし、強力な「αビーム」や「キャプチャーボム」に使う等で貢献可能、一方で強いキャプチャー敵は非常に強い。(無敵の盾や前作並の超火力持ち等)
失ったものも大きいが新しい強みが光り、特に防御力は凄まじい。決して前作に劣らない強力なシルバーホークになっている。

これは5面最終盤の写真だが、金アームLV0。1や外伝では金アームLVMAXになっていてもおかしくないが・・・(1は青アイテムが多い、外伝は金アーム完成に必要な青アイテムが少ないのですぐ金になる)
ダライアスシリーズ恒例のアームにより多少のミスは気にならない。アームの数もダライアス2程少ないわけではないので十分硬いと言えるし、キャプチャーシステムで捕獲したザコが偶然守ってくれたり等もあるため、偶発的なミス耐性は低くはない。しかし外伝と同様にアーム枚数上限がある+ショットがレーザーの時にミスすると非常に弱いレーザーLV0で復活させられるせいで2~3面のデスペナルティが重いのが厳しい。また、1や外伝に比べて最強状態のゴールドアームになるのが遅いかなと感じる。(ルートにもよるが、大体最終盤)
項目1で絶賛した超防御力に反して、本体の被弾許容数自体はそこそこ。



ダライアスらしい多彩な展開とステージ分岐は健在。それゆえに初見や慣れない分岐を選ぶとだいたい初見○しに翻弄される。
道中の構成自体は多種多様で難しめに作られた箇所もそれなりにあるし、項目1で述べたように自機のザコ処理能力が落ちたため、単機では押されたり全ての敵を倒しきれないシチュエーションもある。(例えば宇宙を舞台にしたstgでよく見かける隕石地帯風ステージが外伝(ZONE m)g(3面に該当するZONE)共にあるが、外伝は適当でもほぼ全ての隕石を破壊できるのに対し、gは結構な数の隕石が逃げていく)
ダライアスらしい豊富な地形も健在なため決して簡単ではないが、それでもボスよりはなんとかなる印象。理由は「いつでも何かしらのザコをキャプチャーできるから」。
前述の項目1のようにどんなザコでも「αビーム」や「キャプチャーボム」に使えば、緊急回避にも難所を打開する強力な武器にもなりえるし、キャプチャーに必要なボールもなかなか気前よく出る。「道中を全て覚える」事は必須ではなく、「ある程度覚えて、知らない箇所はαビームorキャプチャーボム」で十分突破可能なので極端に難しいとは感じなかった。



ボスの強さはかなり高水準だが、「弾除け技量だけでなんとかしろ」というわけではない。
ある程度アバウトにできた道中とは違い、ボスは基本真剣に向き合う必要がある。
道中とは違いキャプチャーできる敵、タイミングがかなり限られており、リソースに任せたゴリ押しが通用しない。ゴリ押すにしても「ボス前までに有用なザコをキャプチャー」等、事前の準備が必要。自機火力低下の影響でボスが長期戦になってる上にボスの攻撃は外伝に負けない程すごく多彩。攻略にはかなりの覚えを要する。
ただし今作最大の特徴たるαβビーム合戦は上手く利用すれば敵HPをごっそり持っていく。
前述の通りそれを利用しなければボスはタフなので、「手強いがつけ入る隙のあるターン制バトル」のような作りになっている。
前作外伝のような分かりやすさは消え去り、複雑なルールを乗りこなす作品に変わった。
新システム「αビーム」カウンターで高ダメージを取っていくターン制バトルかのようなボス戦は、どうしてもボスの多彩な手口に付き合わされる事を強要されがちで、「ボムで完全無敵」→「白玉貼りつき」でごり押しが容易だった外伝から難易度が上がっている。自機性能も鳴りを潜めた。しかしあらゆる敵を捕獲し共に戦わせるキャプチャーは強力で、「強力な盾」「広範囲をカバー」「前作並の超火力」等有用な敵も多く存在。システム依存度は高いが強力な自機と言える。
被弾許容数に関してはダライアスシリーズなので防御に優れており、しかもキャプチャー敵を活用すれば更に堅牢になる。正直防御力に関してはstg界でも相当上位だが、ウェーブや上位アーム完成までにミスするとゲームの難易度がかなり上がってしまう。また、優秀な盾を使えるとはいえ本体自体の硬さは1,2から弱体化。その点を考慮して項目2は非常に高い防御力に反した判定とする。
かなり覚え要素が強い上に自機の性能は単純明快に強いとは言えず、攻撃の激しさは上々・・と一見ハードルの高そうな作品に見える。実際筆者は何の知識も無しに攻略していた時は超高難易度に感じていた。しかし実態は「理不尽」というより「安易なゴリ押しを許さず、一つ一つ積み重ねて覚えていく」作りになっている。そこまでの道のりは長いが、作品を深く理解できるようになった時にはむしろ簡単なのではと錯覚してしまう、古典的な作品。
2025/11/29 完成
